こんにちは。
先日、石川県の金沢港いきいき市場に行ってきました。
この市場、水曜日以外は一般開放を行っており、一般人も楽しめるのが特徴です。
公式サイトコチラ
アクセスも良く、気軽に行けるのもポイント!
金沢駅からバスで30分!
バスから降りて少し歩くと、看板が見えてきます。すぐに到着!
規模は小さめですが、石川ならではの魚が並んでいて楽しめます!
まさかの...??
色々見て回っていると...
!!
小さいタイがたくさん入った箱が!値段は何と500円。
サイズ的には10cm~15cmくらいの小さい真鯛。大体50匹くらい入っています。
真鯛は刺身でも煮つけでも美味しくて、また縁起の良い魚といわれており、そこそこ高い魚という印象がありますが、これくらいのサイズだと捌くのに手間がかかって効率が悪いので、なかなかスーパーに並んでいるのを見ないですよね。
いわゆる、「未利用魚」ということかな?と思います。
※未利用魚:漁獲量(少ないもしくは獲れすぎた)、手間(コストに見合わないサイズ、トゲなど)、知名度や知識(知られていない魚・さばく知識がない)などの理由で商品の価値として低くなってしまっている魚のこと。
買う人いるのかな~
などと話しながら市場内を歩いていましたが、やっぱり気になって戻ってきました。
何か呼ばれている気がしました(笑)
お店の方によると、
若い女性の方などもよく買っていきますよ
とのこと。
半分にして半額(250円)ではダメですかね~?(笑)
うーん...、全部持って行ってほしいのよ。(笑)
ということで、50匹入りを購入することにしました。友人と分けて持って帰ることに。
すごい量ですね。
ただ、少し気になったのが、店頭では「小ダイ」と書いてあったこと。
調べてみると、真鯛ではなく「小鯛は、小さい真鯛ではなくてチダイのこと」という記述がありました。
個人的な感覚的では真鯛のような気がしたのですが、一応どっちだなんだろうということで見分け方を調べてみました。
【参考】真鯛とチダイの違いを徹底分析!【見分け方・味の比較】
真鯛とチダイ。どっちがどっち?
訂正・ご指摘があれば言ってください!
1.エラブタの縁
チダイのエラブタは赤く太く縁どられているが、真鯛は普通。
↑普通のエラブタかな?チダイの写真を見ると分かりますが、そんな感じではないです。
2.背びれの棘の長さ
チダイは、背びれの2本目と3本目の棘が長く突きだしているが、真鯛は段々状に整っている。らしいです。
↑長くは突き出しはおらず、普通です。チダイの写真と比べると違いが分かるかと思います。
3.尾びれの縁の色
チダイは尾びれの先まで赤いが、真鯛は端っこが黒く縁どられている。らしいです。
↑薄いですが、黒く縁どられています。
以上の考察から、「真鯛」かなと思います。
50匹のタイを料理する!
小さくてもタイなので、鯛めし、煮つけ、あら汁...など色々な調理法が試せます!
まだ8匹を調理しただけなので、あと32匹冷蔵庫で待っていますが、鯛めしにチャレンジしてみました!
美味しかったー!
1人につき2匹という贅沢なランチになりました。
鯛の出汁が効いてて、上品な味を楽しめました!
友人は煮つけを作ったみたいで...
4匹分の煮つけです
豪華ですね!
未利用魚。安くて楽しくて美味しい。
普通のスーパーではなかなか見ない箱売りなども楽しめるのが、市場の見どころかと思います!
今回のタイはとても安かったですが、1尾1尾処理をするのが大変だったのも事実。
忙しい人やあまり魚に慣れていない人だと、「面白い」と思ってもなかなか購入には至らないんじゃないかと考えられます。
ただ、沢山の魚を安く楽しめるので、色々な料理法にチャレンジできたり、お腹いっぱいに食べられたり、とイベント事として魚料理を楽しむことができるので、皆さんもぜひチャレンジしてみると面白いと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!